カボチャの育て方『マウンド(くらつき)栽培』植え付け編

ウネを立てずにマウンド(くらつき)を作り
カボチャを植え付け栽培するやり方です。



カボチャは広がる

カボチャを栽培しているとツルがどんどん伸びて四方八方に広がります。
芽かきをして2本仕立てや3本仕立てで育てる方法もありますが、
今年は古墳の円墳のうようなマウンド(くらつき)を作り
四方八方に広げて育ててみたいと思います。

その様子はYourubeで観てね

カボチャの育て方「マウンド(くらつき)栽培」のやり方は
私のYoutube動画『次郎丸チャンネル』にアップしていますので
ぜひご覧ください。
動画への高評価、低評価、コメント、
そしてチャンネル登録も
どうぞよろしくお願いします。

休耕畑を有効活用

カボチャのマウンド栽培には何も作る予定のない休耕畑を使います。
なんせ広い休耕畑、雑草ぼうぼうで草刈りは3日ががり
ほんとに大変でした。

カボチャのツルの伸び方は尋常ではありません。
とにかく驚くほど伸びて足の踏み場も無くなります。

今回は中サイズのカボチャを数多く作りたいので、
あえて芽かきはせずに
放任栽培(言い方はいいが放ったらかし)するつもりです。
うってつけは休耕畑、つるが雑草除けにもなり
一石二鳥の土地の有効活用なのです。

カボチャのマウンド(くらつき)栽培のやり方

とにかく耕す

ココと決めた場所を耕します。
※場所決めは雨が降った時の水ハケを考慮します
鍬を使って一心不乱に耕します。
半径60~70センチほどなのでしんどくはありません。

 


休耕畑は草刈りをしても雑草の根っ子が強力で
とにかく一心不乱に掘り返します。

マウンドを作る


マウンド(くらつき)を仕上げます
円形のウネといった感じです。

 

施肥をする

肥料を蒔きます。

レシピは

◆発酵油粕1

◆有機肥料1
※キュウリの肥料でもOK

◆鳥糞堆肥1

◆バーグ堆肥1

◆カキ殻石灰1
※絶対有機石灰にしてください
カキ殻などの有機は緩効性ですぐに植え付けできますが
苦土石灰や消石灰は2~3週間は植え付けできません。
土壌のアルカリ化というよりカルシウム分を補うことが目的です。

 

植え付け穴を作る


マウンドのど真ん中にカボチャの苗を植え付ける穴をあけます。
穴の深さは目分量でポットと同じ高さ(深さ)にします。

 

先に水を撒く


植え付ける穴を中心にしっかり水を撒いておきます。

 

カボチャの苗を植え付ける


穴にカボチャの苗を投入したら
少しだけ押さえつけます。
まわりの土に圧着させるイメージです。


これで植え付けは完了です。

 

枯れ草マルチ

ウネにはビニール製の黒マルチがデフォルトですが、
今回は草刈り直後で刈り草がたくさんあります。


刈ったばかりの草をマルチがわりに使います。
黒マルチと比べたら
防草効果は50%程度ですが、
また継ぎ足せばいい訳で、
自然農法っぽくて安上がりです。

 

防虫ネットをかける

カボチャは無農薬栽培で育てます。

だから防虫ネットは必需品なのです。
今回は添え木をしないので、
この防虫ネットが防風対策を兼ねることになります。

防虫ネットは農業資材ではなくダイソー100均グッズです。
プランター栽培用の防虫ネットです。
今回のカボチャのマウンド栽培にピッタリのサイズです。

こんな感じで2カ所に植えてみました。
真夏にはこの畑一面にカボチャのツルが這うのです。

その様子はまたブログに書きたいと思います。

今回はカボチャのマウンド(くらつき)栽培のやり方でした。