ブログやウェブサイトでよく見かける引用文章など
こんな感じで引用が使われている
引用元:ゆるゆるランド https://nouen.mediweb.tokyo
のをよく見かけますよね。
これはどうやって作るのか設定方法はご存知ですか?
ではそのやり方を説明します。
引用符は簡単に付けることができる
ワードプレスでは引用符はいとも簡単に設定できるのです。
そのやり方を図解で説明します。
これは石川啄木の有名な歌です。
ご存知のとおり私のオリジナルではありません。
だから「引用」と明らかにわかるようにします。
まず、引用する文章と引用元全体をドラグします。
ワードプレスの大変便利なところはここから、
赤い矢印で示した
ダブルクォーテーション「”」をクリックすれば完成です。
ポチっ!!
こんな感じで引用部分全体が囲まれました。
下書き保存してプレビューで見てみましょう
ちゃんと反映されていました。
デザインはWordpressテーマに依存しているので、
テーマによりにより千差万別です。
なぜ引用はこんな処理をするの?
それは著作権とか肖像権とか様々な法的権利が存在するためです。
ネット上で見ることができる人物の画像や文章を自分のブログやサイトで使う場合、
著作権侵害もしくは何らかの権利侵害は大丈夫?と誰しもが思うはずです。
著作権に関しては厳格な法律がありますので、詳しく知りたい方は
『著作権法』で検索して確認してください。
著作権法違反には罰則や罰金がありますので、著作物等の取り扱いに関しては
細心の注意が必要になります。
引用元の表示のやり方
引用元〇〇〇とか
出典:〇〇〇とか
引用元を明示しているのをよく見かけますよね。
表示方法には厳格な取り決めはありませんが、
明らかに引用である。
どこからの引用か分かる。
著作権者は〇〇である。
と明記する必要があります。
明瞭区別性
この部分は明らかに引用です。
と分かってもらう必要があります。
よって、引用する部分は
- 引用部分を“”(ダブルクォーテーション)や「」(カギかっこ)ではさむ
- 文字そのものを斜体や太字にしたり色を変える
- 引用部分の背景色を変える
- 引用部分から改行して行頭を一段下げる
- 引用部分を枠で囲ったり背景に画像を使う
- blockquote(ブロッククォート)タグ(HTMLタグ)を使う
などの処理をしなければいけません。
出典
どこの誰の著作物なのかを明記します。版元や著作権を持っている団体等が分かっていればそれも明記します。
ウェブサイトであればそのページのURLを明記します。
表示の仕方のルールは特にありませんが、
- 出典元:〇〇〇
- 引用元:〇〇〇
- 〇〇〇より引用
など明らかに引用していることを認識してもらえる一分を最後に入れておきます。
これは本文よりポイント数を小さくしても大丈夫です。
画像の場合は「出典:〇〇〇」とか「参照:〇〇〇」などとしておくと良いようです。
引用の量
そのページのほとんどが引用だった!
これは完全にアウトです。
著作権法違反に該当します。
部分的に拝借することを引用と言います。
引用部分は多くてもそのコンテンツの1割以内に収めなければなりません。
それから、引用した文章などを勝手に変えてはいけません。
ありのまま使うのがルールです。
以上、著作権法に関しては完全に言葉足らずで申し訳ありませんが、
ワードプレスで「引用」を使う時の「引用符」を付ける方法に関して説明しました。