ぼかし肥料を作りました。
冬は気温が低いので嫌気性発酵、
今は7月で気温が高いので好気性発酵。
発酵促進剤は『納豆』
ナットウキナーゼたっぷりで健康にいい肥料を作ります。
作り方はオイラのYoutube『次郎丸チャンネル』を
ぜひ、ご覧くださいね。
納豆ぼかし肥料の作り方
【用意するもの】
米ぬか:適量(すぐに撒ききるくらい)
納豆:1パック
たったのこれだけでぼかし肥料が作れます。
【作り方】
納豆を水でといて米ぬかにぶち込みます。
あとは握ってパラパラ崩れるていどの固さになるまで
少しずつ水を加えて混ぜ込みます。
嫌気性発酵だと
ここでビニール袋に入れ密封して
1~2か月放置し発酵させますが、
気温が高くなると腐敗の心配が出てきます。
そこで今回は好気性発酵。
気温が高い夏場は空気にさらしても
しっかり発酵してくれます。
【発熱確認】
翌日はすでに発酵が始まり42.13度まで熱を発してました。
ぼかし肥料の好気性発酵の場合
夏場は2週間ほどで発酵がおさまり、
外気温と同じおんどになります。
これで完成です。
【より分け作業】
白カビはOKですが黒カビはアウト!
また甘い匂いはOKですが酸味がキツイ匂いはアウトです。
黒カビが発生してアウトになった部分は
取り除いて、庭や畑の片隅に埋めて処理してください。
自然に消滅してしまいます。
ぼかし肥料の保管のしかた
化学成分をふくまない天然のぼかし肥料は
すぐに撒ききるのが基本になります。
余ったぼかし肥料は密閉できる容器に
乾燥剤を入れて保管してください。
ぼかし肥料の使い方
土に混ぜ込まずに作物や花の根元に
パラパラばら撒いてください。
日照りが続く場合は
その上から水を撒いてください。
肥料分が強いので、夏のぼかしは土に混ぜ込んではいけません。
冬場に作ったぼかし肥料は元肥として使う場合
土に混ぜ込んでから作付けまでは2週間以上時間を空けてください。
N:P:K=1:8:2(N窒素、Pリン酸、Kカリ)が一般的な成分です。
加えて今回作ったぼかし肥料はナットウキナーゼとアミノ酸成分を豊富に含みます。
夏バテ知らずの病気に強く実付きのよい野菜が育ちます。