ヤマハ「シグナスX」のオイル交換はコツを掴めば簡単にできる

ヤマハ「シグナスX」オイル交換のやり方を紹介します。
シグナスXオイル交換



シグナスXオイル交換は初めてでも簡単

バイクのオイル交換はショップでやってもらうと
オイル代、工賃と意外にけっこうな費用がかかります。
初めて自分でチャレンジする人でも
簡単に確実にできるやり方(コツ)があるんです。
コツと言ってもとっても簡単。
Youtube動画にしてにアップしました。

ヤマハ「シグナスX」オイル交換のやり方
管理人『次郎丸』のYoutube
次郎丸チャンネル↓で観てくださいね。

いかがでしょうか?
オイラはオイル交換を何度もやってるのですが、
作業時間は30分もかかっていません。
最近は手慣れたもんで、
15分もあれば作業完了です。

シグナスXオイル交換のコツ

それではシグナスXのオイル交換のコツをお伝えします。
廃油用のプラグは底にあるので、
普通なら下に潜ってネジ回しすることになるのですが、
潜ったり、手さぐりでのネジ回しは手こずるし
エンジニアでもない人間にとっては
想像を絶する難儀な作業になります。
それにしっかりボルトを目で確認せずに
手探りで作業すると時間もかかるし、
廃油ボルトを破損する原因にもなります。

コツ1 バイクを寝かす

廃油ボルトに触る前に
まずバイクを倒します。
バイクを寝かせる訳です。
廃油ボルトがバッチリ見えるので
作業が確実に楽にできます。

念のためバイクの傷をふせぐため
バイクを寝かせる側に
いらなくなったバスタオルや毛布を敷いてください。

コツ2 ボルトを少しだけ緩める

バイクを寝かせて廃油ボルトを緩めるのですが、
グルグルゆるめてしまわずに、
ほんの少しだけゆるめます。
ゆるめるのは19mmレンチを使います。
クルマに付属しているタイヤ交換用のレンチが
合うかも知れませんので、
19mmレンチを買う前に
一度試してみてください。
残りは手で回せる程度にゆるめるのがベストです。

ゆるめ過ぎると廃油が漏れ出るので
絶対に緩め過ぎないこと!

続いて、そのまま
バイクを起こして
センタースタンドを立てます。

ボロ布やビニール袋などで
廃油を受ける準備をして

廃油ボルトを手で回して緩め
廃油を開始します。

このとき、
オイルフィルターとスプリングが
廃油とともに落ちてきますが、
焦らずにそのまま抜き出して
パーツクリーナー(スプレー)で
きれいに掃除してください。

抜き取った廃油はしっかり
ボロ布にしみ込ませれば
普通ゴミですてることができます。

※念のため廃棄方法はお住いの自治体に確認してください

コツ3 廃油が済めばまたバイクを寝かす

完全にオイルが抜けきれば
ボルトをはずしたまま
再びバイクを寝かせます。
廃油ボルトを正確に締め直すためです。
バイクを寝かせた態勢で
ボルトをきっちり締めてください。

コツ4 締め過ぎは禁物

廃油ボルトはボルトレンチで締めることになりますが、
力まかせに締め過ぎると、
次回のオイル交換時に自力ではゆるめられなくなります。

固く締め過ぎた廃油ボルトを
無理やりゆるめようと力を込めて
ボルトをまわすと、
この廃油ボルトの構造上
六角の部分だけまわって本体のネジ切り部分がエンジンに残る
そう、
割れてしまうのです。
ですので、
廃油ボルトを締めるときは
ボルトレンチで最後まで締めて、
あとひと締め加えるだけでOKです。

廃油ボルトを締めたら
オイル交換作業の9割は片付いています。
バイクを起こして
新しいフレッシュなオイルを給油してください。

コツ おまけ

オイルは一缶全部入れよう

シグナスXのエンジンオイル給油量の規定は900ccです。
ところが、
市販のエンジンオイルは1リットル缶です。
つまり100cc余ってしまうのです。
捨ててしまうのは勿体ないですよね。
オイル給油は規定900ccを気にせず
1リットル全部入れてしまいましょう。

だいいち、バイクショップでもない市民が
どうやってオイル900ccを量れるんでしょう?
タンクには1リットルのオイルが余裕で入りますし、
リミッターオーバーということもありません。
あふれ出ることもありません。
今まで1リットル全部オイルを入れて
トラブったことはたったの一度もありません。

最後はメーターをリセットして
◆メーターのリセットのやり方は
上記のYoutube動画で説明していますので確認してください。

シグナスXのエンジンオイル交換は完了です。

お疲れ様でした。

 

これまで面倒がってバイクショップに行って
高価なYAMAHA純正オイルや高い工賃支払って
やってもらったバイクのオイル交換も
自分でやれば格段に安上がり。
誰でも簡単にできるので、
ぜひチャレンジしてみてください。