夏が終わって、いよいよ冬野菜を栽培します。
冬野菜の代表格は何と言っても白菜(ハクサイ)と大根(ダイコン)ですね。
その白菜ですが、特に変わった育て方をするわけでもなく、
粛々と農作業を進めてまいります。
土づくり
柔らかくて栄養豊富な土は畑や菜園の基本です。
耕さずに種を蒔いたり苗を上ても美味しい野菜は育ちません。
適当でもいいので土をこねくり、固まった土壌をほぐし、空気を入れることが肝心です。
「ゆるゆる農園」はベテラン農家さんに教えていただいた方法で、
しっかり土壌改良しています。
白菜植え付けのウネづくり土づくりから白菜苗の植え付けまでの動画をYoutubeにアップしました。
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白菜 苗の植え付け
Youtube動画で最後までやっちまったので、
あえて説明することは無いのかもしれませんが、
改めて説明します。
白菜の種蒔き
白菜は種から育てました。菜園の都合でたくさん作らないときは
苗を購入した方が無難です。種10粒だけ!なんて売ってませんもんね。
まずはパレットに安価な培養土(ホームセンターで購入)を入れ、
※タキイ種苗の種蒔き培土なんて高価な土もありますが、ホムセンオリジナルの一番安い培養土で充分です。
種を畑に直蒔きすることもありますが、発芽した若芽はダイコンハムシやハクサイダニにいっぱつで喰われてしまいます。
虫ちゃんの食料用に白菜を育てているようなもんです。
できるだけ農薬を使いたくない「ゆるゆる農園」は自宅の軒先で種から苗を育てます。
苗づくりはポット栽培がおすすめ
パレットが失敗でした。
最初からポットにしとけば良かったんですが、
ベテランっぽくパレットを使ってしまったので、
発芽した白菜が混みあって、葉が大きくならない(-_-;)
必死のパッチでポットに植え替えて、
畑の植え付けに適したサイズまで育てることができました。
黒マルチは再利用
白菜栽培用に耕したウネですが、その直前までサツマイモを育てていました。
収穫した後を堆肥や肥料ブチ込んでウネを作り直したのです。
で、そのとき使っていたマルチを再利用します。
ちょうどサツマイモ用に開けたマルチの穴の間隔が
白菜を育てるのにちょうどイイ間隔で穴をあける手間がはぶけます。
それに加えて、まだまだ使えますから経費節約、ゴミの減量。
ひいては地球温暖化を防ぎ、人類や生き物の営みに貢献できるのです。
100均の道具が便利
100均(税込み110円ですが)の園芸コーナーで見つけた
穴掘り器具が便利です。
先がツンツン鋭利に尖っていて、
ある程度固い土でもガリガリ掘り起こせます。
ウネの土は耕したばかりのフカフカなので、
穴開け器具がスポスポ入ります。
白菜の苗 取り扱いは慎重に
白菜の苗はとにかくか弱いのです。
葉も茎も乙女心のように折れやすいので、
慎重に扱います。
ポットから取り出す時のコツがあるのをご存知ですか。
ご存知の方はスルーしてください。
【上手な苗の取り出し方】
花・野菜どんな苗でも共通です。
①ポットの周囲を両手で押さえる
ギューっと中の土を固めていく感じです
②茎を指に挟んでポットを逆さまに向ける
茎が折れないように気をつけて。
③ポットの底をキュッと押す
こうすることで、中の土がバラけずに
ポットから苗が中の土ごとスムーズに抜けます。
穴に白菜の苗を植えたら茎を補強します。
茎は細くて折れやすいし、うっかり日照りが続くと茎が細って苗が消滅してしまいます。
それを防ぐために余った培養土で、茎の周囲を補強します。
家の軒先でヌクヌク育った苗を急に過酷な大自然の風雨にさらすのですから、
か細く華奢な苗の茎は倒れないようにしっかり補強してあげましょう。
全部植え付けて完了です。
ちなみに「ゆるゆる農園」のウネの長さは約4.5m。
これは市販の全長5mの防虫ネットや寒冷紗などに合わせたからなのです。
防虫ネットをかけたらこんな感じになります。
葉っぱはハクサイダニと言われる黒い小さなブラックデビルと
カメムシ,蛾の幼虫,ナメクジなど。
まあとにかく虫たちは白菜が大好物なのです。
なるべく防虫ネットだけで害虫除けしたいのですが、
農薬散布はいたしかたないでしょう。
害虫の防除(農薬散布)は白菜の葉の喰われ方次第にしておきましょう。
次回の白菜は収穫までの様子をお届けしたいと思います。
「ゆるゆる農園」また見てください。