家庭菜園『自動給水器』で水やり問題解決

ダイソーで見つけた100円の自動給水器が
想像を絶する優れモノでした。



菜園の水やりに行けない人に朗報

菜園をやっているけど、
普段は毎日勤めに出ている。

菜園まで遠くて毎日の水やりが大変。

オイラの場合は畑の一番奥の水場から相当はなれた場所で
ツルがニョキニョキ伸び放題のカボチャを栽培しようと、
カボチャの苗を植えたんだけど、

何とかならんかと色々考えていたところ、

100均のダイソーが救いの手を差し伸べてくれました。

自動給水器100円で畑の渇水問題は解決しました。

ちなみに8リットルのバケツも100円。

その様子をオイラのYoutube動画
『次郎丸チャンネル』にアップしましたのでご覧ください。

理屈はサイフォンの原理

理科の授業で習ったことがありますよね、
サイフォンの原理。

 


サイフォン(サイホン[1]、siphon[2]、ギリシア語で「チューブ、管」の意味)とは、隙間のない管を利用して、液体をある地点から目的地まで、途中出発地点より高い地点を通って導く装置であり、このメカニズムをサイフォンの原理と呼ぶ。
出典元:ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/

この理論を利用して、
それも科学的に
吸水元の水がなくなるまで、
吸水し続けるという
オイラのような手抜き農夫にとっては
まさに神の手。

こいつをダイソーで見つけたときは
店内で小踊りするほど喜んでしまいました。

吸水できた

そりゃサイフォンの原理にしたがえば
吸水口が排水口よりも高ければ
地上の1気圧のもとでなら水は
理論上では10mの高さを乗り越えていける。

8リットルのバケツのフチまでの高さ
約20cmを乗り越えるなんて
屁でもないはず。

100円で夢がかなうなんて
半信半疑で、どこかで何かが心に引っかかり、
おそるおそる説明書どりにやってみました。

サイフォンの原理では
水が通るパイプ(自動給水器の場合チューブ)が、
水で満たされていることが条件です。

バケツにチューブと排水口の素焼き埋め込み棒を
沈ませ、

排水側を下に、吸水側のバケツを持ち上げると、
サイフォンの原理どおり
水が出てきました。

高低差を付けると出水の勢いは増加。

吸水口と排水口の高さを近づけると、
出水の勢いは弱まります。

 

設置のポイントは高低差

チョロチョロと長い時間給水してやるには
微妙な高低差を作り出せばいいのです。

排水点よりもすこしだけ高い位置にバケツの底がくるように
バケツの底に給水口がくるように
盛り土の高さを調節しておきました。

設置したのは2ケ所です。

6日連続給水

3日後、様子を見に行けば
バケツの水はちょうど半分まで減っていました。
ということは6日間は給水してくれる訳です。

オイラは普段は副業でサラリーマンをしているので、
6日連続給水は大助かりです。
日曜日にバケツの水を満たしておけば
土曜日まで給水してくれる。

こんなにありがたいことはありません。

まとめ

便利な自動給水器ではありますが、
心配事があり、

それは真夏の炎天下の気温です。

地温が40℃以上に上昇しhます。
このまるで点滴のような給水器での潅水で、
はたしてほんとに大丈夫なのでしょうか。

水を求めるナスではなくカボチャで試したのは
ひょっとして正解だったのかも。