みなさんご機嫌いかがですか。
体調の不具合はございませんか?
畑はソーシャルディスタンス完璧で、
2mどころか半径200m以内にひとっこ一人いやしませんや。
ということで里芋栽培です、
里芋栽培の種イモは去年の秋に収穫した里芋が再利用できます。
子芋、孫芋は美味しくいただき、親芋を
落ち葉に包んで畑の片隅に埋蔵。
4月、里芋の植えつけ時期に掘り起こし、
種芋として復活させるのです。
里芋の植えつけ方
里芋の種芋の掘り起こしから、植えつけまでは
当サイト管理人の次郎丸のYoutube「次郎丸チャンネル」で
詳しく紹介しているので是非ご覧ください。
↓次郎丸チャンネルで動画を公開しているので視聴してみてください。
去年の秋に収穫した種芋(親芋と子芋)を種イモにします。
種イモはホームセンターなどで3月中旬から5月初旬ごろまで、
簡単に購入することができます。
しかし、1kgあたり600円~700円と高額です。
去年の里芋を再利用
そこで、
去年の秋に収穫した里芋を越冬保存させ種イモにしてみます。
保存方法はコチラをごらんください。
もみじの落ち葉にくるんで、上から土をかけ、
さらに藁をかぶせた即席の室(ムロ)を畑のかたすみに作り、
さらにビニール黒マルチでカバーリング。
これで完全凍結を防ぎ、保存させるのです。
実はこの室(ムロ)が屋外保存にとっては大変重要で、
サツマイモとエアポテトをそのまま
地中に埋めたら、掘り起こした時は完全に腐ってました。
里芋も腐っていないか心配でしたが、
掘り起こしてみると、
埋めた時より少しばかり大きく成長し、
芽出しまでできていました。
この冬は暖冬で積雪量や積雪回数も少なく
越冬条件はベストコンディションという
幸運にも恵まれたのでしょう。
土づくり(うね立て)
ウネは去年トマトを栽培した跡を使います。
去年の冬、トマトを抜いた後をミニ耕運機で耕し、
寒肥がわりに鶏糞堆肥(これが安くて肥料効果が高い)と
油粕(暖効性天然肥料)に
カキガラ石灰を混ぜ込んでウネを立てておきました。
鶏糞堆肥は肥料効果はあるのですが、
堆肥として土を柔らかくする効果は期待できません。
そこで今回は
バーグ堆肥と牛糞堆肥を入れ
軽く混ぜ込みます。
これで柔らかく肥料効果抜群の土づくり完成です。
植えつけ準備
土づくりが完成したウネに黒マルチを張ります。
マルチの上に等間隔に植えつけるための
里芋を並べます。
植えつけ間隔はメジャーではかるよりも
こうして並べて、見た目で調整するのが、
かんたんで、ウネに対して均等に植えつけることができます。
ちなみに写真は右端から
・ジャンボ玉ねぎ
・キャベツ
・早生エダマメ
・里芋
・トウモロコシ
里芋の植えつけ
里芋の植えつけの場合、
マルチの穴開けには穴あけ器を使わず
手で穴を開けます。
これには理由があります。
里芋が成長すると茎の直径は10cmを越えてきます。
そもそもこんなに大きな直径の穴あけ器具はありません。
マルチに開けた穴の下を里芋の深さに掘り
種イモを植えつけます。
里芋を3月に植えつける場合は霜に備えて深植えをしますが、
里芋を4月下旬に植えつける場合はちょうど土がかぶさるふかさで大丈夫です。
万が一の遅霜に備えて植えた後に藁を乗せておきます。
里芋の植え方は二種類
里芋の植えつけ方には
芽を上にする「マトモ植え」
芽を下にする「さかさ植え」
また横に寝かせる植え方もあります。
「マトモ植え」にすると
大きな子芋が育ちます。
「さかさ植え」にすると
子芋、孫芋は大きくありませんが数多くできます。
ちなみに今回は「マトモ植え」メインで
2つだけ「さかさ植え」してみました。
「さかさ植え」の場合、土から顔を出す芽が
どこから出てくるかわからないので、
マルチに余計な穴を開けることになります。
と、こんな感じで里芋の植えつけは完了です。
さて今年はたくさん収穫できるのでしょうか?
秋が来るのが楽しみです。