窒素,カリウム,リン 液肥自作はメリットだらけ ストレート液肥の作り方

作ってすぐ撒けるストレート液肥を自作しましょう。

この液体肥料は基本の三要素(窒素,リン,カリ)を高配合し自作したものです。
もちろん、どれか一つだけでも液肥は作れますよ。

 

オイラのYoutube動画『次郎丸チャンネル』で
窒素,カリウム,リンがバランスよく配合された
ストレート液肥の作り方を公開していますので、
ぜひ閲覧してくださいね。
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液肥の材料

鶏糞、油粕、草木灰
この3つの材料(市販の肥料)で作ります。
絶対に守ってほしい注意点があります。

それは「発酵」が済んでいこと

これ、必須です。
未発酵だと散布してから発酵がはじまるので、
最悪の場合は根を腐らせてしまいます。

せかく心を込め手をかけて育てているお花や野菜、
腐らせては元も子もありません。
原料は発行済み以外は使わないでください。

発酵鶏糞

原料の一つ目は「発酵鶏糞」です。

鶏糞にはリン酸が多く含有されています。

窒素3~4%、リン酸5~7%、カリ2~3%

リン酸は実のつきがよくなる

リン酸は、開花・結実を促進するため、リン酸は「実肥(みごえ)」などといわれています。
ほかに、植物全体の生育、枝分かれ、根の伸長などを促す働きもあります。

リン酸が不足すると、下葉から緑色や赤紫色に変色し、生育が衰えてきます。
開花や結実に加え、実の成熟が遅れて収穫量が減少します。

 

発酵油粕

「発酵油粕」には窒素が多く含まれています。

窒素5~7%、リン酸1~2%、カリ1~2%

土壌改良効果

植物の生育に最も大きく影響する要素がチッ素です。
植物体の中で大切な働きをする物質の構成元素として重要です。
葉や茎などの成長に欠かせず、植物の体を大きくします。

チッ素が不足すると、株の生育が衰えて葉が小さくなる、分枝しにくい、
丈が伸びないといった症状も現れます。

 

草木灰

「草木灰」にはカリが多く含まれます。

窒素0%、リン酸3~4%、カリ7~8%

味が良くなる

水に溶けるカリウムイオンの形で存在しています。
葉で作られた炭水化物を根に送り、根の発育を促すほか、
植物体を丈夫にし、抵抗力を高める働きがあります。

自作液肥の作り方

2リットルのペットボトルに

「発酵鶏糞」……10g

「発酵油粕」……10g

「草木灰」ひとつまみ

を入れ、水で満たします。
水道水の塩素やカルキが気になる方は
24時間置いた水道水を使ってください。
24時間で水道水のカルキや塩素は抜けます。
直射日光の紫外線にさらせば5時間で抜けるそうです。

材料と水を入れたペットボトルを
勢いよくシェイクします。

充分シェイクすればそれで完成です。

自作液肥の完成後は
野菜やお花にストレートで撒いてください。
希釈する必要はありません。

薬品や添加物や保存料は一切入っていませんので、
できるだけ使い切って下さい。

オイラは液肥を撒ける量だけ作って使い切るので、
保存の仕方はわかりません。

絶対に安上がりで効果抜群の
自作液肥、簡単に作れるので、
作ってみてくださいね。